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太陽光発電の設置価格費用の相場【ローンや1kWあたり】

太陽光発電一括見積もり 最新のお問い合わせ状況一覧


 

 

 

目次

①太陽光発電システムの相場
①-1 ソーラーローン
①-2 ソーラーリース

②太陽光発電の工事費や周辺機器の内訳
③太陽光発電導入後の費用

 

 

 

①太陽光発電システムの相場

お問い合わせの流れ
お問い合わせの流れ

 

家庭向けの太陽光パネルの相場は年々下がる傾向にあり、
2010年では、1kW当たり45万円前後
2015年では、1kW当たり35万円前後
2018年では、1kW当たり25万円前後
と急激に相場が下がって来ております。

 

具体的な数字を出したい場合は、単純に各メーカー製品の「公称最大出力」を1kW(1000W)になる様に足して、それが25万円以下であれば検討の余地に入ると考えれば良いでしょう。

 

例えば、パナソニックの太陽電池モジュールで下記の製品があります。

 

 

型番:VBHN252WJ01
価格:174,500円/枚(税抜)
モジュール変換効率 19.6%
公称最大出力 252W
寸法:幅1580×奥行812×高さ35(mm)
重さ:15kg

 

 

この場合は、公称最大出力が252wなので、4倍すると1000Wになります。
価格も4倍にすると、1000Wで698,000円となります。

 

ただ、これは定価です。
エンドユーザーの最終的な価格は、定価の5%程となりますので3万円程。
ここに工事費を乗せていくらになるか。という事です。

 

メーカーの製造原価でいうと、パネル1枚あたり1,000円程
施工店の仕入原価でいうと、パネル1枚あたり20,000円程
となっています。

 

ちなみに、太陽光発電が活発になってきたの2012年の民主党政権の時に孫正義と菅直人元総理大臣が東日本大震災の時の原発事故を受けて、本格的に国全体で取り組みを始めました。

 

その為、メーカーや一般家庭への補助金が出る様になり、太陽光モジュールの開発や設置数が増え、価格が下がってきております

 

まだまだ、ソーラーパネルは発達の余地がありますので、将来的にはまだまだ価格は下がるでしょう。

 

上記の表にも記載してますが、将来的には太陽光発電の先進国のドイツと同じ道を辿ると言われておりますので、初期コストは1kWあたり13万円前後となるとの見通しがあります。

 

また、今の主流はシリコン系の太陽光電池モジュールですが、有機薄膜系太陽光電池モジュールが台頭すれば、1kWあたり10万円以下で設置出来ると言われております。

 

まだ、実験段階なので、こちらは確定的な未来ではありません。

 

太陽光パネルに限らず、家電製品でも車でも、医薬品や食品などでも、新たな技術や新たなアイディアで新発売された商品は当初は高く、ブームが過ぎ去り、だんだん普及するにしたがって買いやすくなります。

 

それの真っ只中に太陽光発電は位置しております。

それと同じでかつて1990年代の初めには太陽光発電システム導入費用は、1kW当たり400万円程の費用が必要でした。

よほどのお金持ちか、よほど環境保護に傾倒されたご家庭でもないと導入ができませんでした。
現在でも、4kWシステムを組めば100万円前後と、大きな金額が必要となるケースも多々あります。

 

そこで、地方銀行やネット専業銀行、ファイナンス会社などで用意されているのがソーラーローンやリースというシステムです。

 

 

 

ソーラーローン

 

マイホームや車を住宅ローンやマイカーローンを使って買うのと同じように、太陽光発電システムを太陽光パネルや周辺機器、工事費用なども込みでソーラーローンを使って購入することができます。

 

いくら借りられるかは利用するソーラーローンの種類や条件にもよりますが、たとえば、全額ソーラーローンを使って購入するとしたらどうなるでしょうか。

 

住宅ローンやマイカーローンもある方などは返済の不安もあるかもしれません。
一般的には工事完了後1ヶ月~2ヶ月くらいでソーラーローンの返済が始まりますが、今は売電が可能となっています。

 

事前に日照量などをしっかりチェックして余剰電力の売電がどのくらいできるかシミュレーションをしておけば、売電収入の一部を活用して返済負担も減らせます。

 

さらに太陽光発電によって、これまでの電気代を抑えることができれば、その節電分も返済に充てられることになるでしょう。

 

つまり、売電収入と節電できた金額の合計がソーラーローンの返済額が大きくなれば、実質的に見て返済負担なしで太陽光発電システムを導入するということが可能なのです。

 

もちろん、発電量が少ない場合やご家庭での自家消費量が、多い場合にはそう上手くはいきませんが、中にはこの仕組みを利用して、ソーラーローンで太陽光発電システムを設置して実質負担なしに投資的な意味合いで活用されているケースも多々あります

 

ソーラーローンを完済した後は、売電収入と節約できた金額が丸ごと利益として得られるので、不動産投資のように収益が入ってくるわけです。

 

なんでそれで0円なんだって?って思うかもしれません。
でも、ローンの支払い以上に、節電と売電合わせた利益が多ければ、実質的には太陽光発電に関して、あなたは一切お金を支払わないことになるわけです。

 

なお、ソーラーローンの中には優遇金利の特典やお得な補償などの特典がついてくるケースもあるので、ローン選びもじっくりと検討することが大切です。

 

天気に左右される発電量や自然災害によるご自宅の破損といった、太陽光発電システムにおけるリスクの補償を付けてくれるソーラーローンもあります。

 

たとえば、晴れない日でも安心の日照時間補償サービスは、金融機関が定める日照時間より実際の時間が少ない場合に、1時間当たり100円の補償金を支払うといった補償です。

 

また、地震・台風などの自然災害で太陽光発電システムが損壊した際や故障した場合に、被害の程度に応じて見舞金が支払われる「災害復旧支援補償」サービスなどが用意されているソーラーローンなどもあるのです。

 

ただし、デメリットとしては割と高い金利が発生しますし、自己所有になるので、固定資産税も発生するので、トータルとして現金購入よりも割高になります。

 

 

 

ソーラーリース

 

太陽光発電システムのリースとは以下のような仕組みで成り立っています。
設置するエンドユーザーは、設置業者や発電設備の設計や工事を行うECO事業者等と打ち合わせを行い、工事や見積もりに納得したら、ユーザーがリース会社とリース契約を結びます。

 

これに基づきECO事業者とリース会社が売買契約を結んでリースを実行するのです。
設備が設置されたら次に、ユーザーは電力会社と電力需給契約を締結します。

 

設備はリース会社の所有となるので、保守点検についてはリース会社がリース期間中の保守点検や維持管理を行うO&M事業者との間で保守点検契約が結ばれ、それに基づきO&M事業者とユーザーの間で打ち合わせをしながら、定期メンテナンスなどが行われていく仕組みです。

 

リースを利用するメリットとしては、ローンと同じく初期費用を抑える事が出来るのと、物件はリース会社所有になるので、固定資産税を払わなくても良い点です。

 

また、風水害や落雷、積雪や落下物やなどにより設備が損害を受けるリスクが伴いますが、それを長期にわたって補償してくれる動産総合保険が標準でついているので、新たに別途保険に入るという手間や費用を省けます。

 

要するに突然の機器の故障も無償で修繕してくれるのです。
太陽光システムの売電収入のシュミレーションをして、月額のコストがそれより低ければ、損か得かがすぐに分かるので、導入に対してのハードルが低くなります。

 

リースの場合、信販会社の儲けの部分を金利ではなく「料率」といいますが、ローンと比べる場合でもかなり割安です。

 

1kWを相場の25万で計算すると4kW(100万)の太陽光発電システムの場合だと、10年リースで月々10,500円となります。

4kWシステムで月々9,500~10,000円が全国平均の収入と言われておりますので、日照時間が長いエリアでは、リース期間中でも余裕でプラス収益となります。

 

通常のリースだと、支払いの満期になれば、物件はリース会社に返さなければいけないのですが、太陽光発電のリースでは返却する必要もなく自己所有に出来るのも特徴です。

 

遊休地や工場やビルの屋根などスペースを有効活用し、売電収入を得ることやメガソーラーと耕作地を両立させるソーラーシェアリングなどの売電収入で、天候に左右されやすい農産物の生産収入をカバーするなどができます。

 

デメリットとしては、リースはほとんどやっているとこが少ないという事です。
また、太陽光パネルを設置する屋根を貸すだけの事をリースと呼んだりしているので、実際のところのリースではないところも多いです。

 

 

 

②太陽光発電の工事費や周辺機器の内訳

 

先ほどは太陽光発電システム全体での相場を書きました。
1kWで25万円以下が相場です。

 

ただ、太陽光発電と一口に言っても、ソーラーパネルだけでなく、色々な機器を組み合わせてシステムになっているのです。

 

そこで、上記の画像でもすぐに分かると思いますが、太陽光発電システムの全体の内訳を下記で紹介します。

 

太陽光電池モジュール【40%】
パワーコンディショナー【15%】
架台【15%】
モニター【2%】
配線等の諸経費【3%】
工事費【25%】

 

ざっくりと書きましたが、1kWで考えた場合の比率はこのようになります。
これが3kWや5kWになるにつれて、太陽光電池モジュールの比率が上がっていきますので、本当にある程度の比率となります。

 

この比率の中で消費者が一番気にすべき部分はずばり「工事費【25%】」の箇所です。

 

太陽光パネルは原価というものがありますから、なかなか下げれる部分ではありませんが、工事費は価格を下げる事が割と用意な箇所となりますので、この25%という数字を覚えておけば、値引きが可能かどうかある程度、素人の目にも分かります。

 

ただ、あまりにも工事費の部分で値下げ要求をしてしまうと、手抜き工事で雨漏りや倒壊という事になりかねませんから注意が必要です。

 

高い料金を払っても手抜きする業者はいますので、何とも言えないですけど・・・

 

太陽光パネルや保証だけなく、工事や施工の保証もある取り付け業者もいますので、そういう保証があるところには、とことんまで値下げ要求はしても良いと思います。

 

向こうも商売ですが、こちらも投資という商売で太陽光発電システムを導入するので、損をしては意味がないですからね。

 

 

 

③太陽光発電導入後の費用

 

導入後はメンテナンスフリーなどと言われることもありますが、実際には定期点検費用や必要に応じて消耗し、劣化した機器の交換費用などがかかってきます

 

経済産業省では固定価格買取(FIT)制度に関する調達価格など、算定委員会を毎年開催して、次年度の買取価格を決めているのですが、その席で太陽光発電システムのメンテナンス費用として定期点検費用とパワーコンディショナーの交換費用が導入後のメインとなる費用として挙げられています。

 

また、話には出てないですが、防草・除草費用も割と大きいものとなります。

 

太陽光発電は4kW構成と仮定すると以下の様な費用が発生致します。

 

パワーコンディショナー費用【10年×150,000円】
点検費用【5年×15,000円】
修理費【1年×12,000円】
防草・除草費用【10年×100,000円】
※防草・除草費用は屋根に乗っていない場合のみ必要。

 

特に注目したいのは、修理費です。
だいたい平均すれば、年間で1kWあたり3000円の修理費が発生すると言われております
ただ、少し前の基準ですので、現在ではもう少し下がっているはずです。

 

また、パワーコンディショナーは10年が寿命といわれてますが、最近では「15年は持つ」が定説となってます。

 

一部メーカーでは有償ですが、15年保証を飛び越え、20年保証というプランも登場していますね。

 

画像では20年で60万円の費用が発生すると書きましたが、かなり厳しめに書いてますので、実際はもっと安いです。

 

太陽光発電システムのランニングコストは運による部分も大きいので、こればかりは予想が立てれませんので、最悪な場合を想定した場合と考えてよいでしょう。
大半は20年通しても30万円も掛からないはずです。

 

ちなみに言わせて頂ければ、太陽光発電のネガティブキャンペーンで「絶対にトラブルはあるから儲からない!」というニュアンスのとらえ方は間違っております。

 

20年という長い期間ですので、途中でトラブル起こす事はあるでしょうが、致命的なトラブルは相当に確立が低いので、導入コストを回収できないと心配する必要はあまりありません。

 

 

 

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