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太陽光発電の売電収入の計算方法【kWとkWh違い】

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目次

①太陽光発電のkWとは?
②太陽光発電のkWhとは?
③売電収入の計算方法
④各計算式のまとめ

 

 

 

①太陽光発電のkWとは?

 

太陽光発電の言うところのkW(キロワット)とは、発電量の事を指します。

 

考え方として
・「k(キロ)」は1000単位の事。
・「W(ワット)」は電力の大きさの単位の事。
つまり「1kW=1000W」という事になります。

 

上の画像は三菱電機の太陽光電池モジュールの製品の一例です。
この画像の「PV-MA1970NW」という製品のW数(ワット数)は「197W」です。
このモジュールを5枚合わせると約1kWになりますね。

 

実は太陽光発電の1kWというのは重要な意味を持ちます。
基本的に各社が販売しているモジュールの価格や性能はバラバラで、価格の相場はいくらか?というのが算出しにくいのです。

 

しかし、1kWの発電量の太陽光発電システムの相場はいくらか?
という換算方法だと、ある程度の価格が分かるという訳です。

 

リンク:太陽光発電の設置価格費用の相場【ローンや1kWあたり】

 

 

 

②太陽光発電のkWhとは?

 

太陽光発電の言うところのkWh(キロワットアワー)とは、1時間あたりの発電量の事を指します。

 

考え方として
・「k(キロ)」は1000単位の事。
・「W(ワット)」は電力の大きさの単位の事。
・「h(アワー)」は1時間(hour)の事。
です。

 

太陽光発電システムの導入前は1kWでどれだけコスパが良いか考えてる為の単位に使う
太陽光発電システムの導入後は1kWhで実際にどれだけ発電しているのかを比べる為の単位で使う
という事が両者の違いです。

 

例えば、先ほどの三菱電機の「PV-MA1970NW」という製品で計算して考えてみましょう。
「197W」で5枚を合わせたら約1kWになると書きましたが、正確には985Wとなります。
このパネルで1枚で1時間で運用したとするとどのようになるでしょうか?

 

計算方法は単純に
発電力(kW)×時間(h)=発電力量(kWh)」となりますので、「0.197kW × 1時間 = 0.197kWh」という事になります。

 

三菱電機の195Wは「公称最大出力」という最高値での数字なので、実際に導入する時はこれよりも確実に下がります。

 

自動車でいうところのカタログの燃費の様な考え方でいて下さい。

 

その日の日照時間やメンテナンス状況によって毎日違うkWhとなります。
電力会社の支払いなどもkWhで来るので覚えておいた方が良いでしょう。

 

ちなみに太陽光発電システムは電力を生む設備なのでkWhは発電量としてますが、電子レンジや洗濯機等の電気を使う製品の場合のkWhは消費量の事を指します。

 

 

 

③売電収入の計算方法

 

先ほど太陽光発電のおいての「kW」や「kWh」の違いを書きましたが、この両者を理解した上で、実はもう一つ重要な意味を持ちます。

 

それは、売電収入の計算に使われる事です。
私なんかは支払明細のいくら支払いますよ!
と来たら特に計算とかせずに電力会社を信頼してしまいます。

 

しかし、細かい方ですと、本当にこれが合っているかどうか心配になると思います。
そういう時に売電収入の計算が出来ると分かりやすいと思います。

 

売電収入の計算式も簡単で「 売電単価 × 発電量(kWh) = 売電収入」となります。

 

売電単価については上の表に記載してますが、下記のURLでも公開してます。

リンク:太陽光発電の電気の売電価格(買取価格)は【今後の予想】

 

またまた、先程の三菱電機のパネルで考えてみると、「26円(2019年度の売電単価)× 0.197kWh(最大の発電量) = 5円」が1時間運用した最大の売電収入と言えます。

 

ちなみに、年間の全国の日照時間の平均は「1903時間」となってますので、「1903時間(年間の平均日照時間)×26円(2019年度の売電単価)=49,478円」が全国の年間で得られる売電収入となります。

 

日照時間については、市町村単位でバラツキが激しいので、
1kWあたり年間で49,478円より上回れば、設置して大成功と言えます。
80%の約40,000円でも成功ですね。

 

 

 

④各計算式のまとめ

kWの計算式 1,000W = 1kW
kWhの計算式 発電力(kW) × 時間(h) = 発電力量(kWh)
売電収入の計算式 売電単価(円) × 発電力量(kWh) = 売電収入(円)

 

では条件付けをして実際にどれだけ発電するのか計算してみます。

 

ただし、以下の計算は考えうる限り理論値がMAXなので、実際に太陽光発電システムを運用しても絶対にこの様な数値にはなりません。

 

条件1・三菱電機の「PV-MA1970NW」1枚の公称最大出力「197W」で計算
条件2・売電価格は2019年の1kWあたり「26円」
条件3・日照時間や製品の劣化は考慮しないものとする

 

「PV-MA1970NW」のkWは
【197W(PV-MA1970NWの公約最大出力) ÷ 1000w= 0.197kw

 

「PV-MA1970NW」のkWhは
【0.197kw × 1時間(h) = 0.197kWh

 

「PV-MA1970NW」の1時間の売電収入は
【0.197kWh × 26円(2019年度の売電単価) = 5.122円

 

「PV-MA1970NW」の30日の売電収入は
【5.122円 × 360時間(日が出ている12時間×30日) = 1843.92円

 

「PV-MA1970NW」の1年の売電収入は
【5.122円 × 4,320時間(日が出ている12時間×30日×12か月) = 22,127円

 

 

 

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