完全無料!全国対応!修理や清掃もOK!ソーラーパネルを最大10社から一括見積。一括見積もりスタート

太陽光パネルの土砂崩れや地すべり問題【トラブルや原因】

太陽光発電一括見積もり 最新のお問い合わせ状況一覧


 

 

 

目次

①太陽光パネルの土砂崩れや地すべりのトラブルと原因
②太陽光パネルの土地の見極め方

 

 

 

①太陽光パネルの土砂崩れや地すべりのトラブルと原因

 

太陽光発電システムで土砂崩れの原因は単純に施工会社の知識不足と、太陽光発電システムを「建築基準法の工作物から除外」した事が原因です。

 

平野部に建設するのが理想ですが、日本では土地が限られてしまっているので、そういった場合には森林を伐採して、そこにソーラーパネルを設置する事も多々あります。

 

人工的に斜面を作ったエリアを法面(のりめん)と呼びますが、「雨が降った際の水路の設計」「植生マットの貼り付け」「根まで伐採しない」等を通常行います

 

これらをしないと土砂災害の原因となります。
対策をしていても土砂崩れのリスクは高いものとなってしまいますし。

 

実は、斜面の草や木の根っこが雨を吸い取り、また 根っこ大きくなるので、地盤が安定するのです。

 

ソーラーパネルを設置する場合には、どうしても伐採しないといけないので、地盤が緩くなるリスクが高まってしまうのです。

 

排水溝も作らなければ、土が流されてさらに崩壊します。

 

上の画像はニュースでも取り上げられた、太陽光の有名な土砂崩れの例です。

 

この事故について、調査報告があるので見てましょう。
リンク:土砂災害被害調査報告(宮城県仙台市太白区羽黒台)

 

色々書いてありますが、太陽光の施工自体には土砂崩れの対策はしてあったが、この様な事故が起こったとされています。

 

では何故事故が起こってしまったのか?

 

それは、建設エリアの一部が「急傾斜地崩壊危険区域」に含まれており、そもそも弄るべき土地ではないという事が原因です。

 

現在では、太陽光発電所建設についてのガイドラインが作られておりますが、当初は急激な勢いでまだ議論の最中だった事も原因です。

 

尚且つ 先ほども書きましたが、民主党政権時に太陽光発電システムは「建築基準法の工作物から除外」され、500kW未満であったらほぼ全ての届け出が必要ないのです。

 

「工事計画」「使用前検査」「使用開始届」「主任技術者」が不要であり、「保安規定」のみ必要ですが、投資用として使用する分にはこれも実質必要ありません。

 

グレーな場所だけでなく、あからさまにアウトな場所にもソーラーパネルが設置してある理由がこれです。

 

 

③太陽光パネルの土地の見極め方

 

基本的には、傾斜のある場所に設置しない事が最大の回避方法ですが、それでもどうしても設置したい!
という場合にどのような場所であったら土砂崩れリスクを最小限に出来るか教えます。

 

基本的には
「土砂災害危険箇所」
「土石流危険渓流箇所」
「急傾斜地崩壊危険箇所」
を避けるのは当たり前です。

 

「土砂災害情報マップ+地域名」で検索したら、その都道府県の危ない場所が分かるようになってます。

 

また、盛土(もりど)と切土(きりど)かどうかも重要です。

 

盛土は新しく土を持ってきて土地にしてますので、地盤沈下や土砂崩れが起きやすい箇所になります。
切土は地面を削ってるだけなので、盛土の様なリスクは少ないです。

 

これも「大規模盛土造成地 + 地域名」で検索すればある程度まで調べる事が出来ます。

 

あとは、業者が信頼に足るかどうかしかお客様が出来る事はないでしょう。
根本的に、あまりにも激安な見積書を出すところは疑ってかかった方がよいですね。

 

業者のミスで土砂崩れが起きてしまったら水害という事で保険の適応にはなりますが、同じ土地には設置も出来ないでしょうし、多大な損害は覚悟しなければなりません。

 

 

 

関連記事

太陽光発電の設置価格費用の相場【ローンや1kWあたり】

 

太陽光発電のメーカーおすすめ比較ランキング【シェアや評判】

 

太陽光発電(ソーラーパネル)の法定耐用年数や寿命

 

太陽光発電の売電収入の計算方法【kWとkWh違い】

 

太陽光発電の電気の売電価格(買取価格)は【今後の予想】

 

太陽光発電のO&M【メンテナンス費用や維持費用の相場】

 

太陽光発電のリスク【雨漏り|詐欺の危険性|近隣トラブル】

 

太陽光発電投資と不動産投資はどっちが良い?損得比較!

 

太陽光発電の種類の違い【家庭用・産業用・メガソーラー】

 

太陽光発電で得た売電収入の確定申告【勘定科目は?】

一括見積もりスタート